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ここ30年以上、日本は経済成長が止まり、2025年中にGDPは世界第5位に落ち込むと予測されています。これに対して、政府の役割を大きくし、財政出動を増やすことを期待する向きもありますが、政府の役割が大きくなって国が豊かになった例はありません。私たち幸福実現党は、自由の中で勤勉の精神を発揮することこそ豊かさへの道と考えます。国民の智慧と働く意欲を引き出すために「小さな政府・安い税金」の国をつくります。
政府の仕事の「減量」で国民の負担を軽減
現在の日本は物価高と重税に苦しめられ、国民は豊かさを実感できないでいます。その原因の一つは、政府の役割が肥大化し、多額のバラマキが行われたことにあります。政府の仕事を国防や治安維持、大規模災害への対応などに絞ることで、国民負担率の軽減を目指します。
国家マネジメントによる健全財政を実現
現在、税収の2倍以上のお金を政府が使い続けている状態です。これを放置すれば、国家が財政破綻し、国が崩壊していくことになります。健全財政は国家繁栄の基礎であり、そのためにも国家にマネジメントの思想を取り入れる必要があります。
万全な食料・エネルギー供給体制を構築
主食であるコメ、電気代やガソリン代などの高騰が続き、家計は苦しめられています。また、食料自給率、エネルギー自給率は依然として低いままで、台湾有事などで輸入が途絶えたら日本は干上がります。国際情勢の変化に強い食料、エネルギーの供給体制を構築すべきです。
子供の可能性を引き出す質の高い教育
高校授業料無償化は、教育を国家管理し、教育の質の低下につながるため断固反対します。公教育の復権で学力の底上げを図るとともに、勤勉性や宗教の大切さを教える教育で人間性を育み、国際社会に通用するリーダーを多数輩出させ、日本の国力向上を図るべきです。
自助と家族の支え合いを基本とする温もりある社会保障
少子高齢化で、社会保障制度の基盤が大きく揺らぐなか、国民の負担は増え続けています。しかし、政府が「ゆりかごから墓場まで」面倒を見る福祉国家は、家族や地域の絆を分断する冷たい社会への道です。今こそ「愛と温もりのある社会保障」に向けた議論が必要です。
国民の生命・安全・財産を守ることは、国家の最も重要な責務です。現在の日本は、核を持つ中国、ロシア、北朝鮮を敵に回し、かつてない安全保障上の危機に直面しています。特に、無神論・唯物論国家の中国・北朝鮮の軍拡は世界の脅威です。悪意を持つ国に妥協する「奴隷の平和」ではなく、「正義ある平和」を実現するためにも、善悪の価値観を打ち立て、「自分の国は自分で守る」国防強化と共に、信仰ある国との連携を強化する外交戦略が必要です。
敵を減らし、味方を増やす戦略的な外交
「敵を減らし、味方を増やす」ことが外交の基本です。無神論の全体主義国家・中国の封じ込めに動く米トランプ政権との関係を基本とし、「自由・民主・信仰」の価値観を尊重する国々と連携を強化すると共に、ロシアとの関係を修復して中国包囲網を形成すべきです。
武士道精神で日本の正義ある平和を守る
日本は今、中国や北朝鮮から核・ミサイルの恫喝を受け、国家存続の危機に立たされています。独立と主権を維持し、「正義ある平和」を実現するために、「戦うべきときには戦う」武士道精神を取り戻し、現実的に日本を守れるだけの防衛体制を構築すべきです。
日本の針路を誤らないためには、善悪を峻別する智慧と「不滅の正義」を教える宗教的価値観を打ち立てることが大切です。神仏の心を見失い、欲望に基づく「自由」と「民主主義」が蔓延すると、政府への依存心を高めて結果平等を志向する傾向が強まります。その結果、政府の権限は大きくなり、全体主義、共産主義、福祉主義への道が開かれます。神仏から与えられた自由を守るために、正しい宗教観に基づく「真なる宗教立国」の実現を目指します。
国家ビジョンを示した憲法の制定
日本は今、国家目標を失い、進むべき方途が分からずにいます。それは戦後憲法から、国家理念や国家の精神的な柱というものが抜き去られたことが大きく影響しています。「宗教立国の実現」を柱に、国家ビジョンの基本設計図ともいうべき新しい憲法の制定が必要です。
全体主義への流れを食い止める
現在、国民の十分な議論が尽くされないまま、LGBT理解増進法の成立、マイナ保険証の強制、自由を奪うコロナ対策など、政府がなし崩し的に私たちの自由を奪う流れが強まってきています。神仏の心とは何かを探究し続け、神仏から与えられた自由を守り抜きます。