核シェルター普及促進のために

核シェルターのしくみ

核シェルターは、戦争・テロ、地震、竜巻、津波などの大規模災害に備える目的で造られます。

災害のうち、最も過酷なものが、核爆発です。最悪の災害である「核爆発」に耐え得るシェルターを造っておけば、それより小規模な災害(竜巻や津波)に耐えるのは容易である──という考えのもとに、最悪の事態を想定して核シェルターは建設されます。

Point

  • 核爆発がもたらす影響
  • なぜシェルターの多くは地下に造られるのか?
  • 決め手は「空気清浄機」!
  • 熱と衝撃から守り、水の浸入を防ぐドア
  • 津波の避難先としても使える核シェルター

核シェルターの種類

子供たちを守る「防災・核シェルター」

シェルターには、さまざまな規模のものがあります。中でも急務となっているのは、小中学校の校庭の地下に、シェルターを設置することです。

日本では多くの学校が、一時避難場所に指定されており、学校にシェルターを設置すれば、核攻撃や津波から子供たちの命を真っ先に守ることができます。

非常用食糧も、あらかじめシェルター内に備蓄しておけば、さらに安心です。

Point

  • シェルター設置で、災害に強いまちづくりを
  • 1.エアコン型シェルター
  • 2.地下埋設型シェルター
  • 3.大型公共シェルター

核攻撃の被害想定

北朝鮮は核弾頭の小型化に成功したと言われていますが、北朝鮮が使用すると思われる核爆弾は「50キロトン」と推定されています。

これは広島や長崎型原爆の約3倍、ロシアが開発した水爆『ツァーリ・ボンバ』の1000分の1の威力です。

広島型原爆は一番左。拡大しなければ見えない。右はソビエトのツアーリ・ボンバー(水爆)。

広島型原爆は一番左。拡大しなければ見えない。右はソビエトのツアーリ・ボンバー(水爆)。

「詳しくみる」では、核ミサイルの被害想定を算出できるサイト、「NUKE MAP」(http://nuclearsecrecy.com/nukemap)を使って、被害範囲をシミュレーションしています。

Point

  • 被害は意外と限定的。恐れすぎないこと!
  • 北朝鮮ミサイルの被害想定
  • 地下や頑丈な建物にいれば助かる
  • 核爆発の人体への被害

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